ご挨拶

 当協会の運営と活動に関しましては、平素より格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 昭和45年に測量設計業の発展と向上を目指す任意団体として発足した「長崎県測量設計業協会」は、昭和52年10月の公益社団法人認可を経て、平成26年4月1日に「長崎県測量設計コンサルタンツ協会」として新たなスタートをきり、本年、第45期を迎えました。この間、絶大なご支援をいただきました関係各位に心より感謝申し上げます。
 さて、当協会は各種の公益活動を主催するとともに、社会資本整備に携わる建設産業の一翼を担うことで、安全・安心な魅力溢れる国土づくりに貢献しています。
 近年、我が国では毎年のように全国各地で風水害や地震、火山噴火などが頻発し、国民の生命や財産が脅かされています。「令和2年7月豪雨」では、熊本県を中心に九州や中部地方など広範囲に渉り甚大な被害をもたらし、長崎県内も河川堤防決壊等による洪水や土砂崩れ等の災害が発生しました。会員企業は、県の地方機関と締結している「大規模災害発生時における支援活動に関する協定」等に則り、支援要請に迅速に対応し早期復旧・復興に寄与しているところです。日頃より災害に対する「災害応急対策講習会」等を実施するなど、発災時の早期復旧・復興に向けた技術力研鑽や体制づくりに万全を期していますが、いつ襲い来るか予測困難な自然災害への万全な備えは官民を挙げた喫緊の課題ともなっており万全な体制を強化すべく、令和3年6月広域災害に対応するための「大規模災害発生時における広域支援活動に関する協定」を長崎県知事と締結し、地域の守り手の責務を強化したところであります。
 今後とも会員企業の技術力向上と研鑽に努めるとともに、最新技術の導入と普及を図るなど関係各位の期待と信頼にお応えしながら、安全・安心な社会資本整備の推進に貢献していくことをお約束し、ご挨拶とさせていただきます。

  令和4年7月

一般社団法人 長崎県測量設計コンサルタンツ協会   

会 長 安部 清美