ご挨拶

 当協会は、昭和45年に測量設計業の発展と向上を目指す任意団体として発足し、昭和52年に公益社団法人となりました。平成26年には、「長崎県測量設計コンサルタンツ協会」として新たにスタートし、現在は第46期を迎えております。この間、当協会の運営と活動に対しまして、多大なるご支援とご協力を賜りました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
 当協会は、国土づくりに貢献する建設産業の一員として、公益活動を積極的に展開しております。特に、近年は自然災害が頻発する中で、安全・安心な社会の実現に向けて、会員企業の技術力や体制の強化に努めております。
 令和2年7月には、熊本県を中心とした豪雨災害が発生しました。長崎県内でも河川堤防の決壊や土砂崩れなどの被害がありました。当協会は、県と締結している「大規模災害発生時における支援活動に関する協定」に基づき、迅速かつ適切な支援活動を行いました。また、日頃から「災害応急対策講習会」などを開催し、発災時の対応能力を高めております。さらに、令和3年6月には、「大規模災害発生時における広域支援活動に関する協定」を長崎県知事と締結しました。これにより、広域的な災害への対応力も向上させました。
 今後も当協会は、会員企業の技術力向上や最新技術の導入・普及などを通じて、社会資本整備の推進に努めてまいります。関係者の皆様からの期待と信頼に応えられるよう、一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  令和5年7月

一般社団法人 長崎県測量設計コンサルタンツ協会   

会 長 安部 清美