ご挨拶
Greeting
当協会は、昭和45年(1970年)に測量設計業の発展と向上を目指す任意団体として発足し、昭和52年(1977年)に公益社団法人となりました。平成26年(2014年)には、『長崎県測量設計コンサルタンツ協会』として新たにスタートし、現在は第47期を迎えております。
この間、当協会の運営と活動に対しまして、多大なるご支援とご協力を賜りました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
当協会は、国土づくりに貢献する建設産業の一員として、公益活動を積極的に展開しております。特に、近年は自然災害が頻発する中で、安全・安心な社会の実現に向けて、会員企業の技術力の向上と支援体制の強化に努めております。
昨年7月には、北部九州の福岡県、大分県、佐賀県で期間降水量合計が1200mmを超える豪雨災害が発生しました。長崎県内でも9月14日~15日に線状降水帯が発生し、3時間降水量が170mmとなり、各地で被害がありました。
当協会は、平成27年迄に長崎県全地方機関長と「大規模災害発生時の初動体制支援協定」を締結しました。その後、令和3年6月には内容を一部見直し「大規模災害発生時における広域支援活動に関する協定」を県知事及び地方機関長と結び、被災箇所報告などの迅速かつ適切な災害対応を実施しています。
この協定の内容を踏まえ、日頃より「災害応急対策講習会」などを開催し、発災時の対処能力を高めるとともに、会員22社の連携強化を図り災害復旧に資する体制を充実させております。
今後も当協会は、会員企業の技術力向上や最新技術(ICT/DX)の導入・普及などを通じて、社会資本整備の推進に勉めます。関係者の皆様からの信頼とご期待に応えられるよう、会員一丸となって取り組んで参りますので、引き続きご支援とご協会を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年7月
一般社団法人 長崎県測量設計コンサルタンツ協会
会 長 吉川 國夫